PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
PEQ (ケベック経験プログラム)

ドラマに悲劇はつきものだけど…

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写真は、先日の日曜日に気の合う仲間たちと訪ねたモンロヤル公園のドラムサークル、Tamtam。このグループと、また200メートルくらい離れたところにたまたま「男女平等にトップレスになれる権利を!」と主張する上半身裸のグループがいたので、何となくその間のエリアに場所を取り、両方を眺めつつピクニックをした(笑)ドラムサークルの方はビデオも写真も撮らせてもらったが、ヌーディストの皆さんはなんとなく写真に撮っていいものかどうかわからなかったので、肉眼で遠目に見るだけにしておいた。個人的には、女性も男性の様に気軽に上半身裸になれる世の中が来たら、女性にとって(ひいては男性にとってもだけど)ずいぶん楽になるんだろうな、と思っている。

古今東西、面白いストーリーには必ずと言っていいほど、どうすることもできない悲劇がつきものだ。シェークスピアだってそうだし、身近で言えば名探偵コナンだって(笑…娘がこのアニメで日本語を覚えたようなもので、うちでは本当に身近だ)見た目は子供、頭脳は大人、最愛の女の子と一緒に住んでいるのに名乗ることもできないという大変な状況だ。

実は、ドラマでもアニメでもないけれど、私の人生にもなかなか大変な状況が発生している。おさらいになるが(何度もこの話をしているので知っている人はスルーしてね)私は今、ケベックセレクション(CSQ)のステータスを確実に取るためにフランス語テスト、TEFAQのB2という資格を取ろうとしている。元々は、以前に受講した政府公認のPEQ向けのB2コースで取得した証書で十分なはずだったのが、私が受講したころから雲行がおかしくなり、この証書がグレーゾーンになってしまった。現在では、この証書だけで申請した場合は、かなり高い確率でケベック政府からインタビューに呼ばれ、インタビューで不合格になると、TEFAQのB2を取って提出しなさいなどの条件を出される。条件を満たせないと申請却下だ。

それなら、時間をかけてしっかり勉強して、TEFAQのB2を取ってからCSQ申請をすればいいのは明白な事実なんだけど、私の場合、上の娘の誕生日が10月に来てしまう。彼女は今年の10月で19歳になる。ケベック州では19歳以上の子供はCSQ申請に含めることができない。(*現在の時点では、ひょっとすると19歳になる前でも、申請中に19歳を超えてしまうと申請から外されてしまう可能性がある。この件は各所に問い合わせをしているが今のところ確実な答えを出してくれるところはなかった。でも、とにかく誕生日前に書類を娘の名前も含めて申請したいと思っている。

上の娘を外して申請し、自分たちがPRを取ってからPR保持者の子供としてケベックでなくカナダ連邦政府への申請をするという道もある。カナダ連邦政府の子供(minor children)の基準は、今年の10月24日から21歳に引き上げになるからだ。しかし、娘がPRになるのが遅れると、彼女の大学の学費は国際学生のレートを払い続けることになる。現在、ケベック出身学生の8倍程度、ケベック州外のカナダ人生徒の3~4倍を払っている。

それに加えて、今の私のステータスはPGWPといって、カナダの学校を卒業した人だけが貰えるオープンワークパーミットを3年保持しているのだが、このパーミット単体(CSQなし)の場合だと、職種をカテゴリーA、B、または0(詳しくはCICのNOCの項を参照のこと)と言われる、専門職または管理職についていなければ、配偶者はオープンワークパーミットを取れないという事態を招いてしまう。

つまり、私の負のスパイラル(笑)は

フランス語を勉強しないといけない → 求職活動にかける時間がない → いい仕事が見つからない → カテゴリーAB0の仕事に就けない → 主人のオープンワークパーミットが更新できない

ということで、これは、実はTEFAQさえ取れれば一気にすべて解決するのだが、私にはB2が果てしなく遠い道に見えている。この前52%まで行ってあと8%伸ばせばいいのだが、この8%がとてつもなく先の様に感じている。特に、スピーキングは私には伸ばし方が見えていない。

ただ、コンピュータの時もそうだったが、私が難しかった、難しかったと強調するために、中には始める前からものすごい大変なんじゃないかと尻込みする人もいるようだが、コンピュータもフランス語も、さらさらっとできてしまった人だって、知人の中にはいるので、実際はまさに勉強の仕方と適正にかなりよるのではと思う。私は文法を細かく詰めて覚えるタイプではないので、文法のルールが厳しいフランス語は私にとっては大変なんだと思う。また、私は典型的な文系タイプなので、コンピュータが大変だったと思う。これは始める前からある程度想定していたけれど。

なので、読んでいる皆さんをあまり悲観的な思いにさせたくはないのだが、まあ、一人の例として考えていただければと思う。また、要は本当にフランス語をB2のレベルに持って行けさえすればいいのだから、私の様に時間的な制約がない場合は、働きながら慌てず淡々とフランス語の実力をつけられればPGWPの3年以内でB2を取ることはできるはずだと思う。

フランス語を獲得すること自体、とっても大きなボーナスなんだし、私は基本的にフランスの文化が好きだし、これからもフランス語の勉強はずっと続けていくと思う。でも、ここからハイレベルのフランス語に移行していくのがなかなか時間がかかることのように思う。

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。
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