PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
ひとりごと的つぶやき

モントリオールとマフィアの関係

 

写真は、ダウンタウンにある、韓国+日本料理のレストランにて。韓国人オーナーなので、やっぱり韓国系のものの方が強いけど、両方楽しめるのってうれしいね。多分チーズタッカルビという料理だと思うんだけどw、コチュジャンにつけた鶏肉とイカをたっぷりの野菜と炒めたもの。席で料理してくれて、熱々を食べられる。

こちらのレストランはSam Chaといって、メトロのAtwater駅から歩いて5分程度のところ。ちょっと穴蔵的なスペース、週末の夜は結構なこみ具合で居酒屋的な活気がある。私の定番、スンドゥブチゲもイケるし、和食もチキンカツ定食を試したけど、ボリュームもあり美味しかった。シチュエーション的には…

グループでわいわい、家族で楽しく焼き肉、など盛り上がりたい時にぴったりだと思う。アクセスもよくおススメだ。

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北米のパリ、ヨーロッパ調のアパルトマンの並ぶおしゃれな街のイメージがあるモントリオール。また、2017年世界で最も留学に適した都市ランキングの首位にも選ばれ、治安もよいモントリオール。夜間に一人で外出しても、よっぽど人気のない場所でもない限り怖い思いなどしたことのないこの街だけど、住んでみるまでは知らなかったダークな面だって、他の街に負けないくらいあるものだ。
ここに住み始めて数カ月、雪が解けると目立ってくる道路工事の多さ。「なんでいつもこんなに工事中が多いの?」と新参者が尋ねると、必ず耳にするのが「マフィアのせいだよ。」という返事。どうも、この街には古くからマフィアがおり、工事関係はマフィアを通さないと進まないらしい。そのため、工事には時間もお金もかかる。

別に街を歩いていても、(この人やくざっぽい)というタイプにはお目にかからないし、路上でドンパチなんてことも見たことはないけど、何かというと、この「マフィアのせい」っていうのを聞くので、ほんとかなぁってずっと思っていた。

そうしたら、モントリオールのマフィアファミリーのことを事実に基づいて描いたドラマが、Netflixで絶賛放映中と聞き、がぜん興味が湧いた。マフィアってどんな感じなんだろう?どんだけ怖いの?そして、どれだけ私たちの生活に関連があるんだろうか…

PEQ「ねえねえ、モントリオールのマフィアのドラマ、できたんだって!結構リアルに基づいてるらしいよ。」
夫「それは、今すぐにでも観なきゃ!」
何しろ、夫はロンドン在住時も『London’s Burning』という消防士たちの活躍を特集した再現ドラマみたいなシリーズを見て、いざという時のために備えていた、という人だw。そして、現実に私たちの住んでいたアパートでボヤ騒ぎがあった時、一人だけ全く慌てず、的確な指示をみんなに出してボヤを収拾させた、という伝説の男だw。

そこで、このNetflixのドラマ、その名も『Bad Blood』を見ることに。

 

冒頭のキャプションが、なかなか賢い。

If we are to effectively combat the mafia, we should not turn into a monster. 
We must recognize that the mafia resembles us. 
(マフィアと効果的に戦うために、我々がモンスターになる必要はない。
マフィアは自分たちとよく似ていることを認識するべきだ。)

この一言が入ってからのドラマなので、視聴者はマフィアを感情のある人間として見る、という姿勢で見る。家族を何よりも大事にするゴッドファーザーの様なイタリアンマフィアの伝統、戦国時代の織田信長にも匹敵するような、裏切り者はおろか、裏切りそうな者まで抹殺するかの仁義なき戦い、そして結局、人は感情で動くんだなあという人間ドラマ。そういうものが織り交ざってとってもドラマチックな仕上がり。また一方で、中身は(え、本当にモントリオールの政治ってこんなにマフィアに牛耳られちゃってるの?)という生々しい現実を視聴者に突き付ける。このドラマは、まだ「終わった話」と言えないくらい、時代背景が「現代」だし、今につながっている。やっぱり、モントリオールとマフィア、まだ切れてないんだよなあ…と認識を新たにした。

ただ、このドラマのロケーションは、Old Portを始め自分も一度は行ったことがあるようなところばかりなので、見ていて親近感があって楽しい。できたら、もっと感じのいいドラマのロケ地になってほしかったけどね(笑)…モントリオールにとって、このイメージは絶対マイナスだと思う。よくもモントリオール市がこのドラマ作りを許可したなと驚く。天下のNetflixで世界放映してしまったからには、Netflixでこのドラマを見た人たち、またこのドラマを見ないでも、存在を知った人たちにとってはモントリオール=マフィアの街のイメージは定着してしまうだろう。例え、住んでいる私たちが恐怖におびえて毎日暮らしているわけではなく、むしろ世界で最も学生が住みやすい都市という印象を、ほとんどの住民たちが持っていたとしても、これからは世界のモントリオールのイメージはゴッドファーザーそのものになるかもしれない…

私がモントリオールに来る前は、マフィアのマの字もメディアで見かけたことがなかったが、ここに来た途端に、世間話で「マフィア」という単語をしょっちゅう聞くようになった。モントリオールの裏の顔を、Netflix配信のドラマという形で表にさらけ出すことによって、この街はマフィアという影に光を強く当てて、ゆくゆくは彼らを追放していこうというつもりなのだろうか?

私も、このケベック州に税金を支払っている身の上なので、自分の献上したwお金がマフィアの懐に入らず、住んでいる人たちを幸せにすることに使われる、そういう流れに変わっていくことを心から祈っている。だから、恥部をさらしたこのドラマをモントリオールの人も、それ以外の人もたくさん見てくれるといいなと思う。

しかし、やっぱり声を大にして言いたい!それでもモントリオールは北米の都市の中では、本当に住みやすいところだと、私は感じている。

カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。ただし、状況は常に変わっていきますので、PEQで行こう!と思われた場合は、必ず最新情報を一つ一つ確認して進めていかれることを強くお勧めします。
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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。

POSTED COMMENT

  1. モントリオール在住 より:

    初めまして!
    いつも楽しく読ませていただいております。
    私もケベコワと結婚してモントリオール在住ですが、本当に暮らしやすいと実感しています。

    モントリオールのマフィアはイタリアンマフィアだそうです。
    日本のヤクザよりはましだと日本に長く住んでいたケベコワが言っているので、普通に生活していれば危険は無いそうです。

    どこの地域も色々ありますね…

    • ちえ子 より:

      モントリオール在住様
      メッセージいただきありがとうございます。モントリオールにお住まいなんですね。暮らしやすいですよね。私も過去に色々渡り歩きましたが、総合第一位はモントリオールかなと思っていますwマフィアの件、本当に普通に生活していたら全然接点がないですよね。でも、知らない間に私たちの税金がマフィアに流れていると思うともったいないですけど。本当にどこに行っても完璧な、欠点のない地域なんてありませんね。

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