写真は、メトロのMont Royal駅前にできている、Sugar Shackで体験できる、メイプルシロップの飴づくりの光景。雪の上に、熱を加えたメープルシロップを細長く敷いて、固まりかけてきたところを棒にくっつけて巻き付けて食べる。この時期の風物詩だ。
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このブログをずっと読んできていただいている方にはおなじみかも知れないが、当ブログを通じて知り合いになったCGさんという方がいる。彼女は過去に何度かコメント欄で有益情報を提供してくれた。PEQ以外の移民の方法なども色々リサーチしていて、彼女と情報交換をするのを私も楽しみにしている。
今回、彼女がPEQについて最近思うところを書いてくれたので、彼女に許可を取って、記事として載せておきたいと思う。また、これまでCGさんがコメントしてくれたことについては、検索ボタンを利用して”CG”でブログ内検索をかけていただいたらまとめて読める。ただし、検索してもコメントはブログ記事の下に出てくるようになっているので、記事の下までスクロールが必要だ。ちなみに彼女は職業訓練をEMSBで受講している。
<PEQについてのこれまでのまとめ by CGさん>
「今後PEQを狙う人への意見」ですが、一般的にはもうお勧めできないと思います。
(もともとフランス語が出来る・好きな人、フランス語による学位・ディプロマコースを終える実力のある人を除く)
健康で今まで職歴に隙間のない人であれば他州のPNPやSkilledWorkerProgramを狙うほうがいいでしょう。
カナダに来るまでに特別な技能を習得していない人でも一般的には修士号を取れば3年のPGWPが取れるのでその間にPR申請の条件が揃うのではないでしょうか。
(というか、技能も高い学歴もない状態で外国人が、もっと言えば日本みたいな先進国に生まれた人が、こんなところで苦労をしながら生活をするなんて無意味ですし結局は大抵「海外暮らしサイコー!」という業者に騙されているだけです。バンクーバーにはそういう感じの日本人がたくさんいると思います)
Federalのシステムで最近LMIAのルール変更、また配点が大幅に減ったことから、その動きを利用する手もあります。
http://ameblo.jp/shinecanada/entry-12246011479.html
また、比較的若い人たちであれば(多くのプログラムにおいて)そのこと自体が加算ですので、ますますPEQの意味がなくなります。
(もともとPEQの売りは「(QSWに比して)年齢による点数減少がない」ことでした)
フランス語に興味がなければB-2達成は苦痛でしかないし(就活のほうが楽かもしれません)、仮にPEQがジョブオファーなしでPRが取れることが売りであっても(全体の流れとしてはJ.O.なしでPRを取れるプログラムはどんどん縮小、そして逆に雇用主の意向が強くなる傾向にあるようです、上のLMIA制度変更で多少緩んだかもしれませんが)、それにつられてカナダに来てもいいことはないと思います。
日本を出国するまで普通に働いてきたのにジョブオファーが取れない、また、ここでより高い学歴を得られないのであればここで生き残ることは出来ません、きっと。
周知のとおりカナダは歴史的に失業率が高く、またアメリカと比べて永住権を取りやすいのですがその後の保証はありません。PRを出す側はそこまで考えていません。
正直言ってHiroshiさん(*PEQ注:Hiroshiさんも、こちらのブログにコメントをしてくださっているPEQプログラムの卒業生。HIroshiさんの例についても、彼からお話を聞く機会があったので、近々記事にまとめたいと思っている。)のようにPEQ(by職業訓練)からちゃんと就職できたアジア人は例外だと思います。
自分が今までクラス内で見てきた中には、彼のような雰囲気を出している人はいなかったかもしれません。
追記 ( by CGさん)
PEQは例えば出産・子育てなどの事情で職歴が空いてしまったけど基礎学力がある人にはいいかもしれないですね。
また、Federalのジョブカテゴリーの変更に振り回されるよりはフランス語を頑張りたい人にも。。。それなりに険しいですけど(笑)
そういえば。
最近聞いた話ですがサロン(どこの物かは知りません)によく来ていた韓国人と日本人が面接に受かったらしいです。
直接の知り合いではありませんが。
地道に努力すればやはり結果は出るのですね。