PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住してみた(2019年完了)
ひとりごと的つぶやき

新しい仕事:第一週め

 

 

 

 

 

写真は、今日行ってきたブルーベリー狩りの光景。この時期、モントリオールから近隣のブルーベリー畑にドライブがてら行って、ブルーベリー狩りをするのが地元の人の習慣らしい。最初に行ったのは2016年で、その時は、かなり本気でブルーベリーを摘みたいハウスメイトのカナダ人、元小学校の先生の女性たちと行き、「1年分のブルーベリーを採って、冷凍庫に保存するからね!」ということで、一人ずつバケツを渡されてわき目も降らず採ったのだった…でも、今回は…

2家族+1人、しかも小さな子供連れの和気あいあいとしたグループで、小さな箱に本当に熟した美味しそうな大粒のブルーベリーだけを厳選してちょっぴり摘んだ。(畑のオーナー泣かせだけどねw)前の本気のチャレンジも楽しかったけど、こんな風にまったりと風景を楽しみながらのブルーベリー狩りの方が、性に合ってるかも(笑)

********************************************

さて、いよいよ夏休みも終わって、私の新しい仕事がスタートした。これから私は、ゲームの日本語翻訳者として働けることになった。モントリオールに来てから2年8カ月、求職活動を最初に始めてから約1年、やっと自分が本当にしたかった職種に就くことができた。

翻訳なら経験がある、と思っていたけれど、初日に行ってこれまでと違うことがたくさんあることに気づいた。まず、私は過去にマレーシアで、一人で翻訳や通訳の仕事をしてきたが、今回は社内翻訳の仕事で、しかもチームで仕事をする。また、一人で何十ページという仕事の請負よりも、これまでの翻訳内容に追加で翻訳したり、ちょっとした変更をしたりする、編集的な仕事も結構ある。少量多品種型の翻訳だ。チームで仕事をするということは一人一人がきちっと自分の持ち分をこなさないといけないし、コミュニケーションがとても大事になる。今のところは、右も左もわからない状態で、先輩方に細かく教えてもらいながら仕事を進めて、慣れていこうという段階で、しかも私の訳はしっかりと先輩に直していただき、たくさんの訂正指示をいただいている段階だ。とてもお役に立っているというレベルではない。でも、この会社には、人を大事にして育てていこうという姿勢を感じる。私にも教育担当の先輩が一人付いてくれているし、他の先輩方も色々配慮してくれていてとても心強い。そんなにいろいろな会社で働いた経験があるわけじゃないけど、自分の少ない経験や、周りの人から聞いた話と比較しても、この会社は社員が心地よく仕事を続けられるように色々な工夫をしているのを感じられる。また、休暇も、さすがフランス資本で、1カ月くらいのバカンスを取るのも可能らしい。もちろん私はまだ新米で、そこまで有休がないから無理だけど、将来そういう休みの取り方ができるというのはありがたいことだ。日本に里帰りしつつ、マレーシアに寄っていくことも可能になる!

それにしても、ゲームの翻訳って面白いなあ。先日、サイバーコネクトツーさんが主宰された、ゲームのセミナーに、前職の上司で、飲み食べ仲間でもある日本人男性Sさんと参加したが、その時に聞いた、「ゲームのキャラクターの性格や言葉遣いなど、ファンの持っているイメージを壊さないゲーム作りが重要」ってことに、翻訳も本当に関わってくる。今度の会社が持っているゲーム数はとても多いので、それ全てで的確にファンを納得させる訳を提供するっていうのは、苦労もするけどとっても楽しい作業になるのではないだろうか?焦ってはいけないけど、早く一人前になってプロの仕事がしたいな。

ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で2019年に永住権取得。趣味はコメディ映画鑑賞、日本のお笑い鑑賞。時間があると動画編集と日本語の音声教材づくりを楽しんでいる。
手数料無料の留学手続きサービスなら【カナダジャーナル】