尊敬するKrashen教授 いわく、書くことによって人間は賢くなっていくそうだ。それで、今やっているフランス語教材の学習について書いてみる。
1.まず、字幕なしで見る。多少知っている表現が出てきてニンマリする。D’accordとか、Alorsとか.あと、地名もわかるし、英語と似ている単語はなんとなくわかる。
2.次に、字幕を見て、さらに知っている単語がもっといっぱいあることに気づく。そんな単語をオンライン辞書で引いて一緒に発音してみる。
3.次に、読み物として、対訳を読む。今回の教材の内容は、ビデオに登場の3人が、これからのシリーズでどんなパリ案内をしてくれるのか、ということを感じのよい、美味しそうなフランス料理屋で語り合っている。出てくる料理が品良くて、でもくつろげる雰囲気のお店で、本当においしそう。
色々面白そうなトピックが出てきて、古本屋のくだりとか、ブローニュの話なんて本当にいい話だなーと思ったが、今回、私がフォーカスすると決めたパラグラフは、フランス式ハンバーガーのところ。( 笑 ) だって、美味しい食材だけを使って作ったフランスっぽいグルメハンバーガーなんて聞いたら、ぜったい行きたくなるよね。
3.それで、その気に入った部分をLINGQというこれまたオンラインの語学教材に輸入して、自分だけの教材を作る。黄色と水色のハイライトがあるけど、これは、黄色は既出単語、水色は初めての単語で、覚えるにしたがって黄色がだんだん薄くなって、最後はハイライト箇所がゼロになる。単語をクリックしたら、訳語が出てきて、発音も聞ける。フラッシュカードも作成してくれるから、スマホにアプリを入れておいて、時々フラッシュする。
しかし、この段階でいつも感じるのは、いくら全部の単語の意味をもれなく覚えても、文章になった時、へえー、全体ではそんな意味になるの!?って驚くことが多い。まだまだフランス語の実態はミステリーだな。
5.単語の意味がわかったら、音読。ビデオの音を聞いてからだったり、聞きながらだったり、雰囲気出して、自分がそのレストランにいるかのような気分で音読する。でも、実はこの部分はまだ取り掛かっていない。やっと単語がわかりかけてきたところなので、明日くらいから始められるだろうか。
フランス語の教材として、あくまでネイティブスピード、あくまで自然な背景の中で雑音も込みで、そして、(ああ、行きたいな)って思わせてくれるようなとてもお洒落なパリの場面を切り取ったこのシリーズは、フランス語が上手くなったらあれもしよう、これもしようという夢を育ててくれる。それに、出てくる人がとても魅力的なのも大切だ。今の登場人物の中では、一番気になる人はDinoさん。歌っている姿もいいけど、微笑みながら歓談している姿も、本当に友達になれそうな雰囲気。これからの話がどんな風に進んでいくのか、とっても楽しみだ!