PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
PEQ (ケベック経験プログラム)

あやうく出国拒否の巻

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本当にあった、コワーイ話(笑)
私と娘(13歳)は、マレーシアから日本を経由してカナダに、と計画した。年末にマレーシアを出発、日本で楽しいお正月を迎えて、東京で少し遊んだあと1月7日、成田便出発、のはずだった。エアカナダのチェックインウンター前で、セルフでチェックインする機械があったので、それを使った。私の方はあっけなく終わったが、娘の方に「受付できません。このままカウンターへ行ってください」という指示が出た。なんでかな?とは思ったが、彼女はマレーシアの国籍も持っているし、今回はマレーシアパスポートで行くから、私とは違う扱いなのかなと思っていた。

カウンターに行き、荷物を預けて身軽になって数十秒後、担当の女性が「お客様、娘さんのビザがないので、本日ご搭乗ができません。」という。一瞬、意味がわからず呆然。
「いえ、ビザならパスポートにあるはずですよ…」という言葉を終わらぬうちに、わたしの預け入れ荷物はまたカートに戻され、パスポートも返されて、列から外れてくれと促され、体中の血が逆流する思いになった…別のカウンターに案内されて詳しく事情説明することになった。
カナダ航空スタッフ「日本人はカナダにはビザなしで入国できるんですが、マレーシア人はビザがいりますので、スタンプが押してないと、カナダに行ってから入国拒否されますよ。」

私「いや、このレターを見てください。『もしあなたが学生許可と同時にTRV(一時滞在査証)も申請しているならば、それはパスポートに既に添付されました。(現在完了形)』と書いてありますよね。わたし、TRVを申請しましたから、ビザ出ているはずです。」

カナダ航空スタッフ「でも、スタンプ押されてないですよね。」

私「オンライン申請したんです。それでこの手紙を受け取って、一度も大使館には行っていないんです。」

彼女はカナダ大使館に連絡を取ってくれた。待つこと10分。子供の前で、血相変えて慌てふためくわけにも行かず、『きっと大丈夫だよ。」と微笑を浮かべようとするが、出国拒否の4文字が頭にちらつく、顔はカチカチにこわばってしまっている。冷や汗まで出てきて、今までの申請の大変だったことが走馬灯のように頭によみがえってくる。行かずして、夢破れるのか???

ついに、カナダ大使館の人と直接話してくれということになった。

カナダ大使館職員「あなたの娘さんは日本のパスポートを持っているでしょ。」

私「はい、持っているけど、今回の申請では一度も使っていません。」

カナダ大使館職員「でも、あなたの娘さんのビザは日本のパスポートの方に付いているから、入国時には日本のパスポートを出すことね。」

(え、なんで???一度も娘の日本のパスポートを出していないのに?)

私「ええ、それは困ります!うちの娘は生まれてからずっとマレーシアで育って、マレーシア人でいたいんです。なので、学生ビザ申請もマレーシア人として出しています。日本のパスポートは全然使っていないんです。それに、うちの子、マレーシアと日本では名前が違うんです!」

カナダ大使館職員「とにかく、日本のパスポートにビザがついているから、そちらでしか入れません。」

ここで、母は一大決心を迫られる。

オプション1.このまま、日本のパスポートで行くと見せ掛けて飛行機に乗り、一か八かカナダの入管で交渉するか、

オプション2.一旦あきらめて、日本のカナダ大使館に日を改めて話をしに行くか。

しかし、彼らが、私が出してもいない日本のパスポートにTRVを付けたというのは、多分、何もしなくていい日本のパスポートの方を、あるとみなして手間を省いたということのはずである。(笑)

結論 → 行って交渉するべし(笑)

そんなドラマがあって、カナダについても入れるかどうか心配すぎて落ち着かなかった…

でも、カナダの入管では、長い、でも比較的穏やかな(笑)交渉の結果、なんとかマレーシアのパスポートに入国のスタンプを押してもらった!ただし、もし出国したら、次回はマレーシアと日本の名前が違っても、同一人物であるという公式の書類を持って入ってくること、といわれた。

わたしが受けた洗礼…カナダは合理主義の国。でも、筋が通る説明を誠意を持ってすれば聞く耳を持っている。そうじゃない国もたくさんある中で(笑)理屈が通じるということは本当にありがたいと思う。

すでに自分が選んだカナダという国をいい国だなあ、と思い始めた。

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールでゲーム業界での仕事と日本語教師の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はぺこぱ松井さん。

POSTED COMMENT

  1. ちえこ より:

    後日談…2017年5月。そろそろ、海外に休暇で遊びに行ったり、マレーシアに一時帰国する可能性も出てくるので、「公式な書類」とやらを用意しなければ、と思い、モントリオールの日本領事館に相談すると、日本のパスポート更新時に、外国パスポートの名前を日本パスポートにかっこ付で加えることができると教えていただいた。例えば、日本名が野田恵(笑)外国名がミルヒ・ホルスタイン(性別混同…ですが)の場合、姓:Noda (Holstein) 名:Megumi (Milch)の様に、日本のパスポートに入れることができる。

    海外の日本大使館って、お役所的でちょっと堅いイメージを持っていたが、モントリオールの領事館の方は担当者の人柄なのかもしれないがとても親切で気持ちがよかった。

  2. […] 娘の番になったときもう一度、「この手続きはオンラインでもできるのに、わざわざなぜここに来たのですか?」と厳しい口調で聞かれた。うちは、ちょっとした名前に関するトラブル(詳しくは危うく出国拒否の巻で)が前回あったため、どうしても対面で手続きしたかったと力説したら、理解してくれて親身に手続きしてくれた。結局、今回は1時間ほど待って、彼のワークパーミットも、私の娘の滞在ビザも降りたが、やはり今後オンラインでできることはオンラインでやれという方向になっている気がする。現在、合衆国から難民が流れてきているので、その手続きに追われていることに深く関係がある気がする。今状況がいつまで続くのかは不明だが、刻々と変わる国境前線、常に最新の情報を確認することがとっても重要だ、と思った。 […]

  3. […] 娘の番になったときもう一度、「この手続きはオンラインでもできるのに、わざわざなぜここに来たのですか?」と厳しい口調で聞かれた。うちは、ちょっとした名前に関するトラブル(詳しくは危うく出国拒否の巻で)が前回あったため、どうしても対面で手続きしたかったと力説したら、理解してくれて親身に手続きしてくれた。結局、今回は1時間ほど待って、彼のワークパーミットも、私の娘の滞在ビザも降りたが、やはり今後オンラインでできることはオンラインでやれという方向になっている気がする。現在、合衆国から難民が流れてきているので、その手続きに追われていることに深く関係がある気がする。今状況がいつまで続くのかは不明だが、刻々と変わる国境前線、常に最新の情報を確認することがとっても重要だ、と思った。 […]

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