PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
ひとりごと的つぶやき

異国で、身近な人の訃報を受け取ったとき

写真は、ボタニカルガーデンの遊び場で見かけたかぼちゃと木の遊具のディスプレイ。典型的なオレンジのかぼちゃが一つも入っていないところに、デザイナーのセンスを感じる。写真は、ボタニカルガーデンの遊び場で見かけたかぼちゃと木の遊具のディスプレイ。典型的なオレンジのかぼちゃが一つも入っていないところに、デザイナーのセンスを感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫の姉が先日亡くなった。

彼女は広東語の話者で、最後まで深い話ができたことはなかったけれど、誰に対しても分け隔てなく温かい人で、

私は彼女の側にいるのはとても安心できた。

訃報を聞いたときはなかなかぴんとこなかったのだけれど、2日が過ぎて、徐々に本当に彼女がもういなくなったことをひしひしと感じ始めた。

海外にいて、様々な事情もあり、今すぐマレーシアに飛んで帰ることもできない。

せめて彼女との思い出を記憶に残しておこうと思い、

拙いながら詩にしてみた。

原文は英語で書いたけど、今日はものすごい早く起きてしまったので、

日本語にも訳してみた。

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異邦人

 

共通の言葉もないのに
あなたとは
誤解を恐れる
必要がなかった
なぜだかあなたは
わたしをそのまま
信じていてくれたから

どんなに気持ちが楽だったろう
たった一人の外国人として
好奇の目にさらされていた時には

あなたの言葉はわからなくても、あなたの声は
リズミカルでとても大きくて
大きな声でそのつらさを跳ね飛ばしてるようだったね
私の痛みも、少し吹き飛んだ

病気があなたの言葉と体の自由を奪った
なんて皮肉なの!
だってその二つはあなたが
奪われたくないものリストのトップに載ってた

でもわたしは
あなたが戦うのを見た
残された僅かな手の力と
後年の
子供みたいな啜り泣きの声に

終わりが近づくにつれ
病気はあなたの記憶から私を消してしまった
でも驚いたことに
あなたの信頼はまだあなたから消えてはいなかった
あなたを取り巻く空気の中にそれを感じた
あなたを異邦人と感じたことは一度もない

次に会える時は
きっとどこか空の上
そこには言葉の境界はなく(そうだと願ってる)
あなたはわたしに
いろんな話をするだろう
今までの翻訳ミスが全部埋まるだろう
その時わたしたちは子供のように笑い合い

そしてあなたはもう一度
私の名前を呼ぶだろう

 

 

****************

そして、以下は元の詩だ。

L’etranger

Without a common language,
with you, I never
had to be careful
not to be misunderstood.
You always had the genuine trust
for me for being me.

And how easy did it make me feel
when I was surrounded by
the curious eyes to see the one and only foreigner.

Though foreign, your voice was rhythmical and loud,
Loud as if you would banish your hardship,
and a bit of mine, too with that.

The disease took your speech away,
and your mobility.
How ironic was that!
Because I knew that
those were the two top items on your list
that you were afraid of losing.

But I saw
how you fought
with all your power left in your hands
with the voice in your later childlike sobs.

Towards the end,
the disease stole my existence from your memory.
But how was I surprised that
your air of trust was still there
you are never foreign to me.

When we meet again next time
up above somewhere
where we have no boundary of languages (I hope)
You will tell me all the stories
that I had lost in translation.
Then we will both laugh like children
and you will call my name again.

 

 

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールでゲーム業界での仕事と日本語教師の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はぺこぱ松井さん。

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