PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
PEQ (ケベック経験プログラム)

移民局サイトのアップデート、チェックしてますか?(PEQニュース)

写真は、久しぶりにマレーシアの名物料理、バクテー(肉骨茶)を自宅で作ったもの(by 夫w)。外は‐18℃だったけど、心も体も温まる鍋料理を家族や友人たちとつつくのは、冬ならではのお楽しみだ。ちなみにバクテーっていうのは…

簡単にいうとスペアリブその他の豚肉を薬膳スープで野菜やキノコ類、油揚げ、そしてたっぷりのニンニクと煮込んだもの。ちょっと元気がない時なんかは、これを食べたら元気100倍になれる。

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さて、本日は予定を変更して、情報通の頼れるPEQ仲間、Jさんに知らせていただいたPEQに関する大事なお知らせについて書きたいと思う。

職業訓練1800時間を行うことでPEQでの永住権申請をするプログラムで、カナダ移住を目指す場合、そのプロセス期間中にどのくらいの長さのワークパーミット(労働許可証)が出るかというのは、とても重要なポイントだ。

以前は1つのコースで既定の1800時間に足りなくても、2つの関連するコースを組み合わせて1800時間にするということで、最長に当たる3年のワークパーミットを得ることが可能だった。しかし、今回のアップデートでこの方法には制限がかかったようだ。

詳しくはCICのサイトで確認するのが一番確実だが、職業訓練コースの期間により、もらえるPGWP(Post Graduate Work Permit…卒業者労働許可証)は、以下のようにプログラムの期間により扱いが違う。

  • 8カ月未満の場合
    • PGWPをもらう権利は発生しない。
  • 8カ月以上2年未満
    • PGWPをもらえる期間の「可能性」は訓練プログラムの長さと同じ。
  • 2年以上
    • PGWPをもらえる期間の「可能性」は3年。

2つ以上のプログラムを終了した場合、2つのプログラムを合わせた長さと同じ期間のPGWPをもらえる可能性があるが、そのためには以下を満たすこと。

  • PGWPをもらえる資格のあるプログラムであること。および、
  • 少なくとも各プログラムの期間が8カ月あること。

なお、過去にPGWPをもらったことがある者は2度ともらうことはできない。

太字で下線を付けた箇所は、今回アップデートされた新しい項目。過去には1400時間程度の職業コース(DEP)を履修した後に、関連がありより専門的になっているコース(ASP)を400~500時間程度追加して、トータルで1800時間にすることで、3年のPGWPを取得できたが、上記の項目が加わったため、上の例の場合なら1400時間のコースに対するPGWPはもらえるが、500時間分のコースの分は加算されないため、結果として今まで3年もらえていたPGWPが1年半になってしまうケースがすでに出ているとのことだ。(注:この件は最近で、特に国境で申請した人の場合、1年半の人もいれば、今まで通り3年の人もいるらしく、判断基準が確認できていない。)

PEQでの申請に当たり、3年間のPGWPをもらえることが、最大の保険だったので、この変更はとても大きい。また、上で「可能性は」と表現してみた件についてもう少し説明する。これまでは、履修にかかる1800時間=2年のプログラムと換算されて、上記の区分の3つ目に該当し、ほとんどのケースで3年のPGWPがもらえているようだが、3年のPGWPを「保証する」とはどこにも書かれていないことは、覚えていた方がいい。3年のPGWPが、このまま変わらず発行してもらえれば、本当に助かる…PGWP申請の際は、もし可能であれば、受けたコースが2年相当のコースであることが証明できるような学校からのレターを準備したり、自分で理論的に説明するための準備をしておく等、万全の備えで臨む方が安全かもしれない。(2018年1月24日時点では、1800時間のコースで3年のPGWPをもらえているようだ。将来3年でなくなるかも、という私の心配がただの杞憂であることを祈るばかりだけれど、当事者だった場合、3年を当てにしていて出なかったら大変なことなので、この辺は特に最新情報を集めることをお勧めする。)

一番気になるのが、このような変更はある日急に行われることで、予告期間などはなく即実施される場合が多い。今回の場合も多分やっと卒業、というところに来ていてこの変更のために、自分が取ったコースの一部がカウントされなくなってしまった方も出ているのではないだろうか。

このブログの締めにいつも注意書きで、「常に最新の情報を確認してください」と伝え続けているのは、こういう形で状況の変化がいつ来るともわからないためだ。PEQだけに限らず、どんなプログラムにせよ、移民を目指している場合は、常に最新の情報を確認しながら自分にとっての最適な方法を選んでいく、その繰り返しだ。怖がってばかりでも何もできないけれど、今こういう変更があるということは次にどんな変更の可能性があるのかを考えながら、そして、何かが起きても次善策が取れるように、常に心の準備をして前に進もう!

このブログを読んでくれた方が、無事に夢をかなえられますよう、心から願っています!

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カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。ただし、状況は常に変わっていきますので、PEQで行こう!と思われた場合は、必ず最新情報を一つ一つ確認して進めていかれることを強くお勧めします。

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。

POSTED COMMENT

  1. […] ちょっと本題の前にお知らせ…2018年1月13日付の「移民局サイトのアップデート、チェックしてますか?(PE…ス)」という記事に、PGWP(Post Graduate Work Pemit)の期間が条件により短くなる可能性がある、と書いたが、今のところ、この件については現実にどのくらいの割合で期間の短いPGWPが発行されているのかはまだわかっていない。 […]

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