PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
フランス語学習

フランス語のドラマ、やっと見れそうなのがありました。(爆)

写真は、最近ほとんどビンジウォッチング(まとめ見?)になりかかっている、ドラマ。
ここ最近、友人に勧められて見ていたのは、アメリカの連続ドラマ”Suits” や、日本のアニメ「Death Note」だった。(笑…何とも脈略がない…でも両方ともとっても面白かった)
そのため、フランス語のメディアを見る時間が減ってしまい、ひどく罪悪感に見舞われた。だって今、TEFAQ受験生だからね(笑)

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それでNetflixでFrenchで検索してヒットしたのがこの”Call My Agent”だ。Netflixだとこの英語のタイトルで出てくるので、最初フランスのドラマとしばらく気づかずにいた。ただし、現在モントリオールのNetflixを使用中なので、日本でのリスティングがあるかは未確認。でも、AmazonフランスでDVDは販売されているし、Youtubeで見られるエピソードもある。wikipediaによると、元々フランス2という国営放送が制作したドラマで、Netflixで海外数か国で見られるようになっているらしい。

原題はDix pour Cent (10%の意味)。エージェントの交渉料が10%であることから来ている。
フランスは、映画にはとても面白いものがあるけど、連続ドラマはイマイチ、というのが定評で、フランス語の先生たちもよくそんなことを言っているのを聞いた。お勧めの映画はあるけど、ドラマは皆無だとか。
ほんとかなあ?と思っていくつかフランス語のドラマを見てみたが、噂の通りビックりするほどありきたりというか、つまらないものが多かった。連続ドラマなんてこんなもんだろう、(=ちょっとセクシー、ちょっと裏切り、派手な暴力をちりばめとけ、)みたいなありきたりのことをごった煮にした、ネットフリックスオリジナルのMarseille等はいい例だった。

ところがところが。
このCall My Agentは、すごく面白い。主要キャラ、助演キャラ、それぞれの設定がしっかりしていて人間的に面白い人ばかり。制作側と俳優たちの間に立って不可能を可能にする4人のエージェントたちの交渉力、時には俳優も顔負けの演技力ではったりをかまして交渉まで漕ぎつける。ほんとうにこんなことあるんだろうなあ、と信じられる、エキサイティングなストーリーだ。

そして、このドラマのもう一つの魅力。それは、フランスの大物俳優スターたち、それに加えて現代のスーパースター、フランスのユーチューバー、ノーマンまでが、実名ゲストとして登場すること。それはもうフランス俳優名鑑みたいな感じで、素敵な顔ぶれが出てくる。もちろん、俳優たちはその中で一人一人お悩みを抱えて出てくるんだけど、エージェントと一緒にそれを乗り越えていく。それが、多分これらの俳優さんたちを見続けてきたファンたちにとっては、ステージでは見られない素の顔に近いものを見られたような気分になれるのもこのドラマの醍醐味なんだろなと想像する。私だって、La Binocheこと、Juliette Binocheが出た回には、本当にうれしくなっちゃったもの!彼女が結構ドジな感じでオートクチュールのドレスを転んで破っちゃったり、本番前にトイレを探しに走り回ったりのシーンも面白かった。実際の本人らしさにプラス、ちょっぴり観客に持ってもらいたいイメージ像を作り上げて提示しているんだろうなと思う。頭いい。

今まで登場した錚々たる俳優のリストはここ。(ウィキペディアより抜粋)

Season 1 (2015)Episode 1 : Cécile de France
Episode 2 : Line Renaud & Françoise Fabian
Episode 3 : Nathalie Baye, Laura Smet, Gilles Lellouche & Zinedine Soualem
Episode 4 : Audrey Fleurot
Episode 5 : Julie Gayet, Joeystarr & Zinedine Soualem
Episode 6 : François Berléand

Season 2 (2017)
Episode 1 : Virginie Efira & Ramzy Bedia
Episode 2 : Fabrice Luchini & Christopher Lambert
Episode 3 : Julien Doré, Norman Thavaud & Aymeline Valade
Episode 4 : Isabelle Adjani & Julien Doré
Episode 5 : Guy Marchand
Episode 6 : Juliette Binoche

 

それに逆から言えばここで見つけた俳優さんたちをググって、彼らが出ている映画を見てみるという、違う楽しみ方もできる。
フランス語の勉強中の方、フランスの文化に親しみたい方、フランス映画ファン、ただ面白いドラマを見たい方、そんな人たちにお勧めしたい、最近の私の一押し作品だ。

https://youtu.be/GzSSZRgnZdg

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カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。

POSTED COMMENT

  1. […] フランスは、なぜか連続ドラマには面白いものがないというイメージがあるようだが、そんな中で私がこれは面白いと思ったのは、”Dix Pour Cent”(英語は”Call My Agent”)。これについては過去に記事を書いている。 フランス語のドラマ、やっと見れそうなのがありました。 […]

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