ある日、仕事から帰宅してぼーっとしながらメールチェックしたら”Ready for Visa”というタイトルの見慣れぬ差出人からのメッセージが。
なんだこれ?と何も考えずに開封してみると、なんと、これが噂に聞く「パスポートリクエスト」のメッセージだった!つまり、永住権申請のプロセスで、最後から2番目の段階に、ついに来たってことだ!
国籍により、パスポートの実物を送るケースと、コピーを送るケースがある。私は日本パスポート保持者なので、コピーでOKだが、家族は違うパスポートを使っているので、実物を送る必要があった。実物を送る場合は、パスポートにビザが貼り付けられて戻ってくるので、時間がかかるらしい。経験者談では2ヶ月ほどかかるそうだ。返送されてきたら、国境に行き、ランディングという手続きを取って永住権申請は完了する。PRカードというIDが後日送られてくる。
振り返って、私のプロセスのリードタイムはこんな感じだった。
職業訓練___2016年2月から2017年6月
(フランス語 TEFAQ受験対策)
CSQ申請___2017年10月
CSQインタビューリクエスト受信___2017年11月
CSQインタビュー___2017年12月
CSQ結果通知*___2018年1月
(*結果通知はインタビュー後2週間以内に来た)
(警察証明、申請書その他必要書類の準備)
永住権申請___2018年6月
永住権申請書類受理通知___2018年8月
追加書類リクエスト*___2018年11月
(*夫、娘のカナダ無犯罪証明を求められた)
健康診断リクエスト___2018年11月
健康診断合格通知___2018年12月
パスポートリクエスト___2019年9月
今後予測
パスポート受領+ランディング___2019年11月
PRカード受け取り___2019年12月
なんとか、年内に全てが完了しそうだ…ということは、心配していた、ワークパーミットの更新はする必要が無くなりそうだ…よかった!
今振り返ると、( )付になっている2ヶ所、フランス語公式テストTEFAQ受験準備と、移民申請書類の準備をのんびりしすぎて時間が取られてしまった。ここをもっと効率よくやっていれば、あと半年くらいは時間を縮められたのではと思うが、フルタイムの仕事の合間に書類を集めたり、何度も見直ししたりと、思いがけず時間を取ってしまったようだ。
結果、すべての完了までに約4年間かかったことになる。上の娘は現在大学3年目。ランディング終了後はケベック市民として大学の学費が国際学生の20〜25%へと大幅に値下げされることになる。(にっこり笑)新しい学費は、永住権が確定した学期分から適用されるので、ランディングが完了した時点ですでに学期分の学費を支払い済みでも、差額は返ってくると聞いている。
色々と想定外の事件は起きたが、それもなんとか一つ一つクリアして、ここまで、家族みんなでこの地で生活の基盤を固めていけたことに、本当に感謝している。ここに来るまでに私を助けてくれた数え切れないほどの人たち、そしてこのブログを読んで応援してくださった皆さん、これまで本当にありがとうございました!
これからも、モントリオールでの生活や、親子留学、PEQについての情報を続けて発信していくつもりなので、今後ともよろしくお願いいたします。
今週のカバー画像は、私の原点。グッドアドベンチャーと言う名前のメトロ駅、BONAVANTURE。ここまでの長かった冒険を振り返り、いやあ、本当にいい冒険したわ〜、とにかくありがとう、と感謝しかない。初めてこの駅の名前の意味に気がついた時、しかもこの駅がモントリオールで初めて来たメトロ駅だった時の感動を今でも新鮮に思い出す。あれからもうすぐ4年だ!
おめでとうございます。
ありがとうございます。あとは待つだけです…
ひろさん、ありがとうございます。長いような短いような旅でした。あと少しで終わります!