PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
PEQ (ケベック経験プログラム)

(寄稿)Vol.5 しばさんのフラ語で職訓&子連れでモントリオール

(文:しばさん…マレーシア時代からのPEQMONTREALの友人です。)

私は大学でフランス語を勉強した事が、ケベックへの移住&フランス語での職業訓練を決める要因の一つになった、と前に書きましたが、20年も使わないともう錆びさびです。発音と文法に関しては基本的なことは覚えているのですが、とにかく語彙がないのと、動詞の活用もうろ覚えで、フランス語専攻だったなんてとても恥ずかしくて言えないレベル。

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住んでいればいずれは話せるようになるだろう、と気楽には構えてますが、学校とスーパーの買い物、娘の送り迎えの毎日だと、思ったよりフランス語を話す機会は少ないんですよね。語学学校に行けば良いのでしょうが、現在はフルタイムの学生でバイトもしておらず、貯金を食いつぶしている生活なので、なるべくお金をかけずにフランス語の練習ができるところを探し始めました。

まず最初に探したのが、フランス語会話サークル。サークル自体はいろいろあるのですが、グループだと聞き手役に徹底してしまい、自分からは話さない、という事がわかり、今度は一対一で話す練習のできる、言語交換パートナーを探すことに。
言語交換サイトに登録して、連絡をもらった何人かのうち、2人と会うことにしました。なぜその2人を選んだかというと、どちらも日本に住んだ経験があり、一応日本語は話せるので、忘れないために会話の練習をしたい、という目的でパートナーを探していたからです。私の目的も、「勉強する」というよりは「練習する」なので、お互いに対等な関係で話し合うことができて、始めたばかりですが結構楽しいです。ちなみに、2時間お茶をしながら、1時間は日本語で、1時間はフランス語で話しています。

サークルは2回行ってやめたのですが、そこで知り合った人から、コミュニティセンターでもフランス語のレッスンをやっている、と聞きそこもチェック。ダウンタウンにあるセンターは会費25ドルで3ヶ月会員になると、週4回あるクラスに参加し放題、民間のセンターではなんと会員費2ドルで週2の会話クラスに行けたり(中級レベル以上ですが)、と探せば結構あったりします。永住権保持者のフランス語教室はあちこちでやっているのですが、私のような留学生でも行ける教室は魅力的!でも、学校があっていけなかったり、うちから遠かったりして結局断念。

めげずに他も探したところ、通学路途中のコミュニティセンターで、ボランティアによる無料会話レッスンを発見。早速申し込んで、2週間前から始めました。こちらは週1回1時間。希望者は週2も可能です。私のボランティアの先生はとても上品なマダム。なんと御年84歳!11年かけて船で世界中あちこち旅した、という経験もあり、とても博学です。でも、日本人と話すのは私が初めてとか(汗)。
このセンターでは、子供のアクティビティもいろいろあって、年間費60ドルで木曜から土曜のアクティビティどれでも参加可能です。フランス語の宿題ヘルプや料理教室もあるので、娘を(有無を言わさず)放り込む予定。

まだ行ったことはないのですが、市内各地にある図書館でも週末などにフランス語会話コーナーの催しがあるようです。今まで挙げたところは、フランス語を学ぶ、というよりは会話の練習をする場所ですが、お店などで「うー、私のフランス語通じるかなあ?」とドキドキで話すのではなく、自分の話したい事を相手がきちんと聞いてくれるという安心した雰囲気のなかで話せるから、楽しいですよ。

しばさん

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カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。ただし、状況は常に変わっていきますので、PEQで行こう!と思われた場合は、必ず最新情報を一つ一つ確認して進めていかれることを強くお勧めします。

ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。
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