写真は、フォトジェニックなオールドポートにあるギャラリー。実は、ここ一カ月通っていた語学学校がオールドポートにあり、おしゃれなカフェや素敵なお店を覗くのが楽しみの一つだった。このコースは今週で終わったから、この辺の散策をする口実もなくなってしまい、ちょっと残念。
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ここ一カ月間、TEFAQの準備コースなるものに通っていた。
ここに来て思ったこと。
TEFAQは絶対準備コースを受けてから受験した方がいい。なぜかというと、TEFAQ特有の言葉の定義があるからだ。
もし可能であれば、TEFAQの試験官の経験者に教えてもらった方がいい。点数アップのコツが色々あるようだ。
もちろん、フランス語が大の得意で、特に準備しなくても軽々とC1位取れてしまう人は別だ。でも、もし私の様に、フツーの日本人(?でもないか…笑)がぽっと出でフランス語を習得することになったケースだったら、多分必須だと思う。
私が受けたコースは2時間X週2回、1カ月の準備コースだ。運よく、とても経験豊富な先生に当たったので、楽しみながら試験の準備をすることができた。この先生は、自分もケベックへの移民なので、特に移民の苦労に対しての思い入れが深く、私たちのようなこれから移民する人に対しても絶対受からせてあげたいという意気込みがすごくてありがたかった。しかも、時々入るイミグレーションでの色々な騒動の裏話が、面白かった(笑)テスト対策よりもそっちの方が面白いくらいだった。例えば…
彼女は、フランス国籍で、自国でも、そして今まで何か国も滞在経験があるのだが、それらの国でもフランス語を教えた経験がある。カナダに移民申請するにあたり、ケベック政府は彼女にも公式フランス語テストの受験結果を提出するようにと言ったそうだ(笑)TEFAQの試験官を何年もやってきたフランス人にである。まあ、この件については異議を申し立てて、最終的にはテストを受けずに済んだそうだが、フランス出身のお子さんはテストを受けたそうだ。
また、彼女はこれまでに通算7年間、TEFAQの審査官をしてきたのだが、その間通して、C2を取ることができた人は5人しかいなかったそう。他にもフランス語ネイティブの人がいたにもかかわらず、だ。ということは、ネイティブでもC2を取るのは難しいということらしい。
そして、TEFAQのインタビューでは、お題となる記事を与えられて、読んで会話する準備のための時間がなんと一分だけ(!)与えられるのだが、準備時間は、昔は10分で、しかも紙にメモを書いて準備をしてもよかった。今は、紙を使うことは許されていない。すべて頭の中で組み立てる。なぜこうなったかというと、10分の間に書いたものを暗記してしまう人がいたため、本来の会話能力が測れないということで、こんなきつい条件に代わってしまったそうだ。
まあ、この他にも諸々、裏話的な話を毎週聞かせてもらい、TEFAQがなぜこうなのか、また移民申請の大変さなどを色々教えてらった。もちろん、この手の話も全部フランス語で聞いているので、リスニングの勉強には十分なっている。
残念ながら私が習っていた先生は、グループクラスを教えるのは私たちで最後ということらしいが、きっと他にも同じように経験を積んだ、教え方の上手い先生がいるはずなので、評判を確認しつつ、いいTEFAQコーチを見つけることをお勧めしたい。
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