写真は、先日Wellington通りで行われたCabane à sucre のイベントの一風景。この風情あるおっちゃんが、子供たちに昔話を語り聞かせてくれていた。
私がいた時には、メイプルシロップを父子で作るお話をしていた様だが、全部フランス語なので、部分的にしかわからなかった。(泣)
でも、おっちゃんはきょとんとしている私に気づいたようで、なんか急にフランス語の中に2、3英語の表現が混じりだした。
こちらの人って本当に親切だ。
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インターン以外のモジュールをすべて終えて、今とてもほっとしている。最後のモジュールとなったデータベースについては、実はあまり多くを学ぶことができず残念だったが、アクセスの基本を学んだ。先生はいい人だけど教えるのは初めてなんだと思う。
生徒がわかっているかどうか確認せずにすべてが進んでいき、テストの結果は一部の人を除き散々だったらしいが、幸いみんな課題提出などはきっちりやってきていたので、
これまでの努力を認めてもらって、全員合格という結果になった。先生によっては、この辺が非常にゆるい人とこの前みたいに異常に厳しい人もいる。この辺は運もあるようだ。
厳しい先生には、本当にえらい目にあわされてきたけど、振り返ればそういう先生のクラスの方が多くのことを学んだようだ。
よくも一つも単位を落とさず、ここまで漕ぎつけたものだ。なにしろ、翻訳をするときのMSワード使用、通常のEメールやり取りや、インターネットサーフィンをする程度のごくごく普通のコンピュータユーザーで、コンピュータ周りで問題が起きたら、すぐに行きつけのコンピュータショップに駆け付けていた自分が、今、コンピュータで問題が起きるとまずグーグルで解決する方法を吟味して、とにかく何とかしようとするようになった。そして、結構辛抱強くIT関連のサイトを読むようになった。必ず解決方法がどこかに転がっており、ただ、上手く検索をかけることができさえすれば、なんでも必ず問題を解決できると今は信じている。これが、この一年プラスで私が会得したことの中で一番重要なことなんじゃないかな。
もちろん、ここまで来られたのは、本当にできのいい、そして面倒見のいいクラスメートたちのおかげで、彼らには本当に感謝している。私の隣に座っていつも質問に答えてくれた、本当のGeekで とにかくコンピュータが大好きなのび太ことT、困ったときには必ず的確に、わかりやすく教えてくれ、しかも先生たちの問題に一番取り組んでくれたクラス代表、静かに燃えるラテンのD、そしてコースの前半は寿司レストランのビジネスをしていたため、学校は寝るために来ていたが、後半まじめにクラスに来るようになって実はものすごいできる人だった、ということが証明された、アルゼンチン在住の長かった中国人のR、彼にもピンチに何度か助けてもらった。
何度もブログでお知らせしてきたけれど、今はプライベートでPEQに特化したフランス語B2の証書を出してくれる学校の有効性が疑われ、そういう学校のB2修了証を証拠として提出しても、結局ケベック政府から、CSQの申請提出後、フランス語のインタビューに呼ばれるようになってきている。最悪のケースだと、すでにCSQが出ている人でも、ケベック州からインタビューに召喚される人まで出てきており、その場合は例えカナダの移民局での永住権プロセスの最中でも、ケベック州の方のフランス語インタビューで不合格になると、永住権を申請する資格をはく奪されてしまうようだ。とにかく、PEQの申請者は、フランス語がすらすらと話せなければ、道を閉ざされてしまうので、何はともあれ、フランス語のリスニングとスピーキングを上達させることがこの方法で必勝するための鍵となった。これからPEQを目指す方は、フランス語攻略に十分な準備をすること、特にスピーキングに重点を置いて、ケベック政府を説得させられる実力を鍛えておくことが最優先だ。
[…] A : 今、職業訓練学校で併設されているフランス語コースの信頼性が大変低いため、現状そこで学習することはお勧めできない状態となっています。そのコースを卒業しても、正規のB2として認められないことになってしまったからです。ですので、ご自分に便利な場所で、話すことに重点を置いたフランス語のクラスに行きつつ、TEFAQその他の公式テストの準備をすることをお勧めいたします。詳しくはPEQここまでのまとめをご覧ください。 […]