PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
フランス語学習

交換レッスン(Leçons de change)始めました。

写真は、先週の日曜日の午後に新しい我が家の裏側のバルコニーから見た虹。なんだかこれからいいことが続く気がする。いいこと悪いこと、両方ひっくるめて楽しまなくっちゃねー、という気分が高まる。人生は、さらにさらによくなっていく...と確信している。フランス語はいよいよB1クラスに突入し、講師は急に話せ、話せとスピーキングに力を入れるようになってきた。でも、クラスの中では学習中の文法項目を使って話すだけなので、教室の外で使えるようにはなかなかならない。

コンピュータの方のクラスメートで、とっても気がよくて素敵なお父さんのTは、フランス語では私よりも先に行っている先輩だ。彼がB2クラスに入るためのテストを運試しに受けてみて、いろいろアドバイスしてくれた。

「とにかく、うちの学校のテストはインタビュー形式でスピーキングだけだから、もうどんどん話す練習をしていく方がいいよ。相手の質問をちゃんと理解して、質問にあった時制で回答できればOKだよ。僕は話す力が足りないから、クラス以外にプライベートレッスンで話す練習を20時間することにしたんだ。」

こんなことを教えてもらって、これは今からスピーキングの準備をしておかなけりゃ、と思った。それで、前から登録をしていた交換レッスンのパートナーを見つけるサイトを使って、素敵な語学学習のパートナーを確保することにした。

実はこのサイトで、モントリオールに来る前にも交換レッスンの相手を探したのだが、結局なかなか継続的に、定期的にレッスンを続けることができなかった。やっぱり、Eメールやスカイプだけだと、本気が出ないのかも…そこで、今回はモントリオール在住のフランス語話者をターゲットに、サイト内でサーチをかけて、30人くらいに一気にメールを送ってみた。ところが、よっぽど私のプロフィールに魅力がないのか、返事が一通も来ない。(涙)前にマレーシアから探した時は、少なくとも30%くらいの人から反応があったのに… たった一通受け取った返事は「今海外で仕事を始めてしまって忙しすぎるので交換レッスンできません。」というものだった。

自分のプロフィールを見直して、いったい何がいけなかったんだろう?と考えていたが、あることに思い当たって、一部プロフィールを変更してみた。そうしたら、なんと急に返事が来るようになり、しかもこちらからメッセージを送っていない人からも、申し込みが来るようになった。こんな小さなことが影響をしているなんて…人は見た目が大事なんだと思い知らされることになった。

そう、私が変えたのは、プロフィールの写真だ。モントリオールに来てから、素の自分で生きようといったん決めて、髪を染めるのを一切やめてしまったら、前髪がほぼ真っ白な状態になった。自分としてはこの銀髪をかなり気に入っていたのだが、やはり周囲の反応が今までと違ってきたのには気づいていた。そして、プロフィール写真には、最新の前髪一面のグレー写真を堂々と載せていた。(笑)

白髪、恐るべし!

白髪だと、どうなるか?昔、子供の時に近所のみんなで遊ぶ時に、小さな子でルールがまだ理解できない子を、わが地方では「XXちゃんは”おとうふ”ね。」と言って、ゲームのルールを守らなくても参加できるようにしてしまうという、心優しい仕組みがあった。白髪はまさに、人を「おとうふさん」にしてしまう。つまり、ゲームの仲間に入れてもらうことはできるけど、活躍することを一切求められていない状態になる。

私のように、まだまだアクティブに人生のゲームでプレーしたい人間にとって、このイメージはマイナスであると、ついに思い至った…

そこで、プロフィール写真のために、髪を染めて新しいものに変更して数日後、二人の男性から返事をいただいた。すると今度は、「あれー、なんか男の人ばっかり反応来るな。ひょっとして前の時みたいに、アジア女性大好きメンズの彼女募集に引っかかっちゃたかな?」という点も、気になる。というのは一部、交換レッスンのサイトをデートサイトと勘違い(というか、知ってて乱用?)している人がいるからだ。40過ぎのおばはんが何を言うかと思うかもしれないが、モントリオールに来る前に、交換レッスンをスカイプでしようとしていた相手が一人こんな人で、私に会う前から、「モントリールに来たら、うちに部屋があるからタダで使ってくれていいよ」との申し出をいただき、「娘も一緒にいいですか?」の一言で撃沈させた経験があるからだ(笑)

そんなことも踏まえて、とりあえず二人っきりにならない公共の場所でこの二人と顔合わせしたのだが、なんと今回は二人とも大当たりだった。本気で日本語を学習したい人だし、とても聡明で(ちょっと頭の回転が良すぎて、私が相手じゃ不足ではと心配なくらい…笑)メールのマナーも最高にいいし、しかも、フランス語を教えるのが上手いし、話題が豊富で、話していて本当に楽しい。交換レッスンも、友達確保のワザとして使えるんだなあ、と改めて思った。

その後、一人女性のパートナーも見つかり、彼女はとても丁寧な人なので、初めてvous(二人称の丁寧なバージョン。フレンドリーな方はtuを使う。)で話す練習ができそうだ。これもインタビュー準備のためには最高だ。

というわけで、今はダブルスクールの合間の時間と、週末の朝の時間を利用して、週に3回、交換レッスンをしている。

後は、アウトプットの量を増やすために、一人でいる時間に何をしているかつぶやくという、「起きてから寝るまでのフランス語」大作戦を今朝からスタートさせた。三日坊主にならなきゃいいけど…

これで、1か月半後にはフランス語が話せるようになるだろうか?きっとなるよね。

 

 

ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。

POSTED COMMENT

  1. まゆ より:

    日本は外見や他人からの評価をモノスゴく気にする文化で、
    欧米はそこまででは無いけど やはり外見は大事なんですね。読ませて頂いて改めて気付きました。 他人からの評価を常に意識しスギな日本の文化が苦手な私には
    ちょっとショックな現実です(・・;)
    個人的には銀髪好きでした!カッコいい‼って思いました。髪の毛の色だけでそこまで反応が違うとは、、

    ダブルスクールな上に更に交換レッスン、
    毎日がめちゃくちゃハードですね(;・ω・)なのに毎回ポジティブな記事で心打たれます☆

    • ちえこ より:

      まゆさんへ

      とっても優しいコメント、ありがとうございます!確かに欧米では他人が常識から外れたようなファッションをしていても、全く気にしないですね。そこはほんとに楽だと思います。イギリスに住んでいた時、結構お年寄りな方でも明るい派手な花柄のドレスなんかを着ていて、顔が明るく見えていいなあ、と思ったものです。日本だと、シニアのコーナーには濃い茶色、グレー、濃紺など、気が沈むような色ばかりな気がします。でも、そんな自由な海外でも、外見はやっぱり影響大きいですよ。そんなことに気づいたのも、この歳になったからこそなんですけどね。20年後にはまたかっこいい銀髪にします(笑)

      交換レッスンをダブルスクールの間に入れてから、やっぱりちょっと疲れます(当たり前かな...笑)でも、最近は週に一回だけ、ダブルスクールの間に、そして、一回週末で落ち着いているので、楽になってきました。

  2. あぶげん より:

    素晴らしい虹でしたね。モントリオールでは大変お世話になりました。ありがとうございました。

    僕は家族を残し、インドに戻りました。またモントリオールに戻ってこの虹を見られるよう、これからがんばります。なお、「あぶげん」というのは僕のアラビア語圏でのニックネームで、abu=父、gen=げん、です。

    • ちえこ より:

      あぶげんさん、貴重なお時間を取ってコメントありがとうございます。このブログのご縁でこんなに素敵な出会いに恵まれたこと、幸せに思います。あぶげんさんって、すてきなニックネームですね!またみんな一緒に虹が見られたら、最高ですね!いつかきっとかなえましょう。

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