写真は、フォトジェニックなモントリオールの冬。
有名でも何でもないちょっとした街角がとっても美しく感じる。
冬は4時くらいから暗くなってしまうのがちょっと残念だけど、夕暮れ時の雰囲気はいいよね。
先日、パリに3センチも(笑)雪が積もった!交通がマヒした!とパリジャンたちが血相を変えているニュースがあり、そのニュースを見たケベコワたちが、「どこに雪があるんだよw、見えないじゃないか」って大笑いしているビデオがモントリオールを駆け巡っていた。ところ変われば、3センチの雪だって大雪扱い、ニュースになるんだね(笑)
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最近、自分の状況が色々変わったのでその話ばかりだったけど、少し今のプログラム全体の状況についてアップデートしておきたい。
PEQのフランス語をめぐる諸条件、それから職業学校の授業や規則の状況は、常に変化しているので、細心の注意が必要だ。
例えば、私がクラスを取っていた頃のコンピューティングサポート(英語)は、出席などがあまり厳しくなく、一応80%の出席率がないとモジュール末の最終テストに不合格になった時に再テストを受ける資格を失うという規則はあったが、出席率80%なら週に1日休んでもOKとばかり、金曜日にクラスに来ない人などもいた。
最近同じコースに行った人の話を聞くと遅刻や出欠のチェックがとても厳しくなったという。職業訓練の方が卒業できないと、PEQで移民申請することはおろか、PGWP(ケベック卒業生のオープンワークパーミット、今のところ3年もらえている人がほとんど)すらもらえなくなってしまうから、この辺の変化は本当に注意を払う必要がある。
一方、フランス語で職業訓練を受ける方は、どこかでフランス語A1レベルでも入学できるという話を聞かされ、信じて入学手続きをしてしまったが、入学試験でフランス語を試されて落とされるという事が起きているようだ。職業訓練を受けるのだから、最低限フランス語が理解できないと授業についていけないし、卒業できない可能性が出てくるリスクを十分理解の上でこちらの進路を選ばないと、途中で苦しくなると思う。私は個人的には少なくともB1のレベルは必要なんじゃないかと思っている。また、コースによってもっと言葉を理解している必要があるケースもあると思うので、要注意だ。
また、フランス語の職業訓練を選んだ場合は、ワークパーミットその他の更新などで国境に行く必要が生じた場合(オンラインでも更新可能なため、必須ではないけど、旅行で国境を通る可能性などもあるので)には、最低限のコミュニケーションがフランス語でできるようにしていかないと、「なぜあなたはフランス語の職業訓練に行っているのに、フランス語が話せないの?」と疑われるケースもあるそうなので要注意だ。これは、英語の職業訓練に行っている場合でも「なぜ英語ができないの?」と疑われたケースがあるらしいので、国境に行く前にはそれ相当の覚悟が必要だと思う。疑われるイコールビザの更新拒否につながる恐れがあるということだ。
なら、語学留学からスタートして、話せるようになってから職業学校へというのが一番手堅い、と思う。しかしその一方で、PEQ自体がいつまで続くかは神のみぞ知るところだ。本当にこちらを立てればあちらが立たずの事ばかりだが、最新情報をできる限り集めて、最後は自分自身の判断で進路を選択するしかない。
職業訓練を終わり、無事にPGWPを取得しても、TEFAQになかなかパスできず、そのままワークビザで3年滞在した後帰国してしまう人や、またPEQをあきらめて他州に行ってしまう人も出ている。フランス語を軽く見たら、いいことはない。逆に言えば、現状、ケベックではフランス語さえできたら、本当に有利になる。
厳しい話ばかりだけれども、自分がやってみて、一般的な(=語学の達人ではない)日本人にとって、フランス語の習得はそんなに簡単ではないと思う。日本語とフランス語はかなり違う言語だからだ。でも、だからあきらめて、という話ではなく、覚悟を決めてとことんフランス語と向き合う気があるなら、ケベックは歓迎してくれるだろうと思う。しかし、ここまで来るのに私も何度気持ちがくじけたかわからない。状況がすぐに変わってしまうのが一番怖い。みんなそんなリスクを背負いながら自分のできることをがんばっている。
だから、これから始めようという方がいたら、ぜひ覚えておいてほしい。
とにかく、常に最新の情報を確認することと、語学の習得に時間を惜しまないことが本当に大切だ。
このブログを読んでくださった皆さんが、自分にとって最適な道を見つけて夢をかなえてくださることを祈っている。
Good luck and all the best!
Bonne chance à tous!
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カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。ただし、状況は常に変わっていきますので、PEQで行こう!と思われた場合は、必ず最新情報を一つ一つ確認して進めていかれることを強くお勧めします。
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