PEQ Montreal
モントリオールで親子留学・海外就職・永住全部目指すブログ
ひとりごと的つぶやき

モントリオールで、日本っぽい場所といえば?

写真は、またまたLachine Canalのインストレーション。これはDavid Mooreによるものだそう。

写真の場所とは全く関係ないが、今朝は珍しく相方と友人に付き合って朝テニスをした。テニスは実は30年ぶり(笑…初めてと全く変わらないよね)。マレーシアが長かった私たちは、家族ぐるみでほぼマレーシアの国技といっても過言ではない、バトミントンをよくしていたものだったが、テニスはバトミントンと「ラケットを持つ」ことだけは似ているけれど、勝手が違いすぎて最初ホームランの連続だった。それでも…30分くらい経ってようやくまともなラリーが何とかできるようになってきた。予約も必要のない公共のテニスコートで、朝の9時前に行けば空いているらしく、気軽にテニスが楽しめた。ラケットは、こちらに来て間もない頃に、娘とテニスでも…と思って2本手に入れていたのだが、カナダに来て2年9カ月、やっとテニスデビューすることができた。今年はそろそろシーズンも終わりだけどね。

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モントリオールに来てから2年9カ月。まだ日本やマレーシアへの帰国は一度もしたことがない。結構こちらの生活が気に入ってはいるけれど、やっぱり恋しいものもある。

第1はもちろん、マレーシアや日本の家族や友人等、会いたい人はたくさんいる。でも、こればっかりは帰らなければ会うことができない。せめて、ソーシャルメディアでつながって近況を知らせ合うようにしている。マレーシアの友人はほとんどFacebookでつながっているから、なんとなくお互いにどんなことをしているかを知っている。マレーシアの親せきとはWhatsappで、また、日本の友人知人、親せきとはLINEでつながっている。メディアが一つだったらもっと楽なんだけど(笑)こればっかりはどうしようもない。

第2は食べ物。マレーシアの屋台料理がとっても恋しい。なにしろ自炊よりも安く外で食べられるという気軽さで、我が家もよく外で夕飯を食べていたものだった。しかし、これについては、こちらのアジアスーパーで、大概の料理のインスタントソースは売っているので、本場の味に及ばないにしても、何となく近いものは食べられる。今までに、バクテー、チキンカレーミー、ワンタンミー、スイートポテトリーフ炒め、焼きビーフンなどは作って食べた。ほとんどは相方が作ってくれたものだ。彼自身が食べたくて仕方がないので、週末にこういうものを作ってくれるのは本当にありがたい。日本のものは、たまにレストランも行くけど、残念ながら今のところ、「ここは本格的日本のお味!」っていうのにはまだ巡り合っていない。ただ、うちの近くに小さくて日本人オーナーの寿司屋があって、そこは結構おいしいので助かっている。お寿司がメインだけど、コロッケ、天ぷら、アジフライと、自宅では油の処理が結構手間なのと汚れやすいため、なかなか作れない揚げ物を食べられるのがとてもうれしい。

でも、こういったこととは別に、私がここになくて寂しいと思っていたものは、日本語の本だ。マレーシアからこちらに来るとき、持っている本のほとんどを人に上げたり、寄付したりして処分してしまった。マレーシアの自宅を人に貸すことにしたため、荷物を大幅に処分しなければならなかったからだ。本だけで、ベッドルーム半分ほどのスペースを使っていたから、結構な数あったと思う。それ以外にも、私と娘たちは、マレーシアにいた17年のうちの10年間、ほぼ毎週日曜日に日本人会に通っていた。娘たちのグループ活動が主な目的だったが、その活動の後に日本語図書館によって、好きな本を読んだり借りたりして、その後館内にある「日馬和里(ひまわり)」という名の日本食レストランで定食を食べながら、さらにそこに置いてある日本語のマンガを読んだりするのが毎週の日課になっていた。クアラルンプール日本人会の日本語図書館は、日本の町の小さな図書館くらいの規模はある、立派な図書館だ。

あの、日本語で好きな本が読んで借りられるという自由を海外でも持てたことは、マレーシアでそれほどホームシックにならなかった一番の理由じゃないかって思うくらいだ。ちなみに、こちらに来た時は、一人スーツケース2個(46キロ)に色々考えた末に厳選した生活用品プラス防寒着を入れた結果、本は、5冊くらいしか入れられなかった。本の虫にとっては精神が不安定になるくらいの少なさだ…

そうしたら、やっと最近になってここモントリオールにも、規模こそ小さいけれど、日本語の図書館があることを教えてもらった。そう、そんな夢のような空間は、実は以前私も訪れたことがある、祭りJaponの会場となっていた、モントリオール日系文化会館にあるのだ!

Japanese Canadian Cultural Centre of Montreal (日系文化会館)
8155 rue Rousselot
Montreal QC H2E 1Z7 Canada.

ここには、日本語蔵書がなんと10,000冊!日本に帰ったら買おうと思っていたカミュの『異邦人』(事情は「異邦人、にもほどがある。(Lost in Translation)」の巻を参照)も、もちろんあった(笑)。ありがとう、日系文化会館!(笑)

ちなみに、今回の”お借上げ”内容はこんな感じ。(借りられるのは1か月間、6冊)別に処分本を1ドルで売っていたため、1冊は買ったもの。ありがたすぎる…

 

 

 

 

日系会館では、別に習い事などもできるため、会員になると図書館も利用できるのだが、図書館だけ利用したい方の場合は、なんと20ドルを支払うと図書館利用オンリーの会員になることもできる!うれし泣きするレベルだね。

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カナダ情報&モントリオール情報、フランス語情報など、週に一回程度、プラス他の方の経験談など折々投稿して、PEQの生の声を伝えていきたく思っています。ただし、状況は常に変わっていきますので、PEQで行こう!と思われた場合は、必ず最新情報を一つ一つ確認して進めていかれることを強くお勧めします。

 

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ABOUT ME
ちえ子
カナダ在住。モントリオールで日本語教師とゲーム業界での仕事の二足のわらじで活動中。高校生、大学生との親子留学→PEQ(ケベック経験プログラム)で永住権取得。TOEIC 960点、実用英語検定1級、フランス語公式テストTEFAQB2合格。過去にクアラルンプール(マレーシア)で通訳、ロンドン(英国)で商社勤務経験あり。趣味はジャズヴォーカル、City Pop(1970-1980年代日本のニューミュージック)、コメディ映画鑑賞。イチ推し芸人はオードリー若林さん。
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