写真は、セントローレンス河沿いにある、歴史的建造物。赤いドアがなんとも可愛らしい。今は冬のお休みで、中を見られるのは5月以降だ。
友人に、仏語学科を出た人がいる。彼女に、DELF(フランス国民教育省フランス語試験)というフランス語試験のB2レベルがPEQで必要とされるレベルであることを伝えたら、すぐに模擬テスト問題を印刷して見せてくれた。
(注:B2であればDELF試験でなくても他にもいくつか認可されている試験がある。)
なんと彼女は、それがぱっと読めるらしい。彼女は今のところケベックに来るつもりはないのだが、その能力、譲ってもらえないものかなあ、と思っちゃった。 のどから手が出るほど欲しいとはまさにこういう時の気持ちだろう。
B2の定義は以下の通り。
「DELF B2レベルでは、使用者はさらに自立の度合いを増し、自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。」
うーん、ひょっとして、私の英語がこのレベル?(笑)orz…
泣き言は言わないで行こうとずっと思ってきたけど、1月にモントリオールに来てはや3ヶ月、肝心のフランス語はまだ全然話せていない。知識としては大分頭に入ってきたけど、1つの文を作るのに、単複、男性女性、定冠詞つけるのかどうか、さらに動詞の変化と、気にしなきゃいけないことが多いので、なかなかさらっと出てこないのだ。ここから、ビギナーの域を出るにはどう行けばいいのだろうか???
でも一つだけ嬉しいことは、街中のポスターなどを見ると、なんとなく意味のわかるものが増えてきたこと。あとは、フランス語のラジオを聴いたときに、早くて意味はまだわからないけど、音が段々はっきり聞こえてくるようになったかな。
今のところ、わたしは、昼間通っているDEP(プロフェッショナルディプロマ)、平たく言えば職業訓練学校が提供してくれている夜間のフランス語コースには行っていない。もっと他に授業料も安くてしっかりと教えてくれる先生がいるカレッジがないものかと探し回っている。今は娘と二人だから、あまり毎晩遅く帰るのもよくないと考えて、週4日、10:00pmまでのコースは控えていたというのもある。でも、娘もそろそろ生活になじんできたし、今の下宿先にはしっかりした管理者がいて、娘が一人ぼっちになることもないので、そろそろフランス語に本腰を入れる時期が来ている。
これまでに見たり聞いたりした中で、3つのカレッジに興味がある。一つはMカレッジ。ここは中華系向けなのだが、少人数で、料金はDEPの併設コースと大差ないが、月払いが可能なので、試してみて合わなければすぐに止められる。ここは、DEP併設のところと同じく、一定のコースを終えれば、正規のB2試験を受験しなくてもケベックセレクションに正式の書類として提出できるB2の修了証を出してくれる。しかし、聞いたところでは、あまりできていなくてもどんどんレベルが上がっていってしまうため、実際に中級のクラスにいるのにろくに話せない生徒もいるらしい。私としてはどうせ習うならテストは別としてもある程度の実力をつけてくれるところに行きたい。でも、簡単に昇級できるというのは、12月までにB2に達しなければならない私の状況としては、ありがたい学校ではある。利をとるか実を取るか?それが問題だ。
もう一つの学校は、Dカレッジ。ここは、CSQ発行とは何も関係がない一日2時間X週4日のコース。クラスメートがここの中級クラスに行っているが、レッスンはなかなか歯ごたえがあって面白そう。初級クラスがどうなのかはわからない。ここも月払いでお試しができるのがポイント。しかも、一日2時間は、昼間の学校が終わって、その後習うのには適度な長さで、本当に内容が頭に残るのはないかと思っている。
最後のは、Cカレッジ。こちらは本格的に語学を教えていて、上級のC2までクラスが設置されている。が、授業時間が長く授業料もなかなか高い。ここも、B2クラスという、正規試験の代替ができるPEQ申請者専用のコースがある。
今の私のプランは、まず4月後半、今行っている週2のクラスが終わった時に、Dカレッジで1ヶ月試し、1日2時間でもきっちり学べることを確認したら、A2のレベル(A1→A2→B1→B2と進む)に達するまではそこでがんばる。その後、Mあるいはうちのカレッジのレベル分け試験を受けてみて、高いクラスに入れてくれる方を選ぼうかなと思っている。これから9ヶ月、フランス語漬けになってみよう。
嬉しいことに、5月からは、うちにフランス人の学生が1ヶ月ほど入居してくるらしい。その時までに少しでも話せるようにがんばってみよう!
ちえこさん
そうでしたか。。。貴重な情報ありがとうございました。
ちえこさん
お返事ありがとうございます。卒業6か月前の申請はおそらく「(6か月前の段階で)発行上限に達する前に申請番号を取得できる、その年の発行枠に入り込める」という意味なのだと思います。なぜなら、以下のサイトに「最終的には本科を修了した証拠を出さないといけない」と書いてあるからです。
http://www.cicnews.com/2015/06/canadian-immigration-questions-answers-attorney-david-cohen-30-065532.html
(2つ目の質問に対する回答から)
>Processing of the application will be completed only when confirmation of completion (in your case, a Doctorate) and final transcripts have been received.
B-2については、やはり6か月前の申請時に終わっていないといけないのでしょうか。。。クラスの中国人はみなそのつもりなのかとても急いでいて、私と韓国人はのんびりしています。
逆に私の質問に答えていただいて、ありがとうございました。そうですね、この文面だとやはり卒業が確定するまでは仮扱いになるのですね。
フランス語については、周りの中国系が急いでいるのは、年の変わり目で政府の方針が変わって、フランス語の必要レベルがまた引き上げになるのではという心配もしてるのかも知れませんね。うちのクラスメートがそんな事言ってました。特にそんな発表があったわけではありませんが…彼らに急かされて、私も早めに取っとくか、と思いました。まあ、私も4ヶ月様子見しましたけどね。wスクールはやっぱり結構しんどいですね。学校でも誰か確実なことを知っているか、聞いてみますね。
ありがとうございます。結果を教えてくださいね。
ちなみに、1人の中国人に「6か月前の申請時にB-2が終わっていないといけないのか」と質問したら、「知らない」と言われました。
CGさん、たまたまクラスメートが自国の移民エージェントとスカイプミーティングをするということだったので確認してもらったところ、やはり仮申請の時点でフレンチB2が必須だとのことでした。
こんにちは。以前コメントを残したCGです。
お元気そうで何よりです。
突然質問で申し訳ないのですが、もしご存知でしたら教えていただきたいことがあります。
PEQのためのB-2ですが、これは本科ディプロマコース修了6か月前の仮申請時に取得していないといけないのでしょうか?
同じクラスの人たちはそのつもりなのか急いでフランス語を勉強している人が多いようですが、私とほかの一人だけはまだ初めてもいません。
CGさんへ わたしもまだ途中経過の身で、確実なことがわからないのですが、6ヶ月前は”仮”申請なのでしょうか?ディプロマコースが修了してやっと本申請になるということですかね?うちのクラスメイトたちも9割がディプロマ修了6ヶ月前までにB2コースの修了を目指しています。私も同じです。多分、申請の必要条件としてB2コースの修了が求められるのではないでしょうか?そして、逆に私の印象では、本科を修了する前でもCSQを取得している人がいるように聞いているのですが。人によっては申請後2ヶ月以内にもらっているということです。ただし、この件に関しては友人の友人の話を伝え聞いただけなので、確実なことが今わかりません。また情報が入ってきたら、お知らせしますね。